学生ビザから長期滞在、永住権の目指し方 ①
- yukamalm6
- 2023年7月22日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年8月30日
こんにちは。
今回は、卒業後の長期滞在または永住権を見据えた学生ビザの申請に関して、そしてSC485ビザに関しての第一弾となります。
学生ビザの申請をお考えの方は、卒業後のビザの選択肢まで見据えていますでしょうか? 長期滞在、または永住権の申請のために学生ビザを申請する方の中には、 1. 新たなキャリア開始のために学位を取得することが目的 2. すでに実務経験のあるフィールドの学位を取得することが目的 の二通りがあるかと思います。
特に一番に当てはまる方は、学生ビザを保持中の累計の勤務時間数で申請できるビザの選択肢は限られてしまいます。なので、学位取得後の長期滞在を目指しやすいコースは、卒業後にSC485(Temporary Graduate)Visaを申請できるコースということになります。
SC485は18カ月から最長6年までのビザで、雇用主に縛られないビザです。このビザを保持中に実務経験を重ねてスポンサービザに備えたり、Skills Assessmentを完了させてSkilled VisaやSC186の申請準備を進めることができます。 では、卒業後にSC485を申請できる学位とは何なのか、ということですね。
まずは、Bachelors以上の学位の場合は専攻は問われません。なので、大学での勉強ということになります。
そして、Certificate, Diploma, Advanced Diplomaを専攻の場合、学位の内容がオーストラリア政府の職業リストの中長期リスト(MLTSSL)に載っていることが条件になります。例えば、シェフやコンストラクション系の職業はMLTSSLに載っていますが、必要資格がCertificateまたはDiplomaなので、大学で勉強しなくてもSC485の申請ができるコースというわけです。
政府の職業リストは、職種名から選択する方法とビザから選択する方法がございますので、SC485を選択することで、学位取得後にこちらのビザを申請できる職種を確認することができます。 こちらのリンクからオーストラリア政府の職業リストをご確認いただけます。 https://immi.homeaffairs.gov.au/.../skill-occupation-list
次回はSC485の申請条件について触れたいと思います。
ビザに関するご質問等ございましたら、メッセージお待ちしております。



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