Skilled visa‐EOI提出の条件とは
- yukamalm6
- 2023年9月10日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
オーストラリアでの永住権取得や長期滞在の選択肢としてSkilled Visaを検討している方は多くいらっしゃることと思います。
今年度のEOIの受け付け、インビテーションを開始した州も出てきましたので、Skilled VisaとEOIについて今回は基本情報をお話させていただきたいと思います。
Skilled VisaとはSC189、SC190、そしてSC491ビザのことを指します。こちらのビザを申請するには、政府からのインビテーションを受けなければなりません。なので、EOI(Expression of Interest)を提出し、私はこれだけの点数がありますので私を検討してください!と出願するのです。
点数は年齢、学歴、オーストラリア国内外でのノミネーションする職種の勤務年須、英語力、配偶者のスキル等によって算出されます。この点数をもとに、連邦政府や州政府がその時々に必要とされている職種の中から高い点数を持っている候補者を招待するのです。
まず前提として、いつか必ず招待が来るというわけではないということと、いつ招待が来るか予想することは不可能ということを知っておいてください。ですので、永住権取得の道をこちらの選択肢一本に絞ることはお勧めいたしません。スポンサーを通した道を準備しつつ、その過程の中でインビテーションが来たらラッキーということがほとんどの方に当てはまります。
EOIの提出には何点かの必須条件があります。
1.ノミネーションする職種のSkills Assessmentを完了していること
Skills Assessesについては、以前のブログにてご確認下さい。
2.職種によって正しいビザを選択していること
正しいビザを選択しているという点ですが、SC189は職種が中長期リストに載っている場合のみ可能となります。SC190とSC491に関しては中長期リストと短期リストの両方の職種で可能です。ただし、州によってはさらに狭まったリストを提示することがありますので、EOIを提出する州のリストも確認する必要があります。
3.Competent English以上の英語力があること
英語のスコアでCompetent Englishとは、IELTSならば全4項目で6以上、PTEならば全4項目で50以上となります。
4.65点以上取得していること
SC190を選択した場合、州に2年間居住することにコミットすることへのインセンティブとして5点贈呈されます。SC491では州のさらにリージョナルエリアに3年間居住することにコミットすることへのインセンティブとして15点贈呈されます。65点に上記の点数を含むことできますので、例えば自力で40点あればSC491でEOIを提出することが可能となります。
上記がEOIの提出にあたって移民法上求められる条件となります。こちらの条件に加えて各州が独自の条件を設定していますので、EOI提出の際は検討している州のホームページを確認することが必須となります。
次回は三つのビザの違いについて解説いたします。各州の条件に付きましてはInstagramにてまとめを投稿してゆきますのでそちらでご確認ください。



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